機動隊を投入して行われた「強制測量」により住民と行政の対立が決定的となった東彼・川棚町の石木ダム問題。今も１３世帯・約５０人が反対を続けていますが、県は去年９月ダム予定地の全ての土地・家屋を収用し住民に立ち退きを迫っています。７歳の時に機動隊に排除された松本好央さん（４５）は反対運動の中心人物の１人に成長。年配の住民は工事現場での座り込みが日常となるなど、半世紀にわたりダム問題に翻弄されてきた　住民らの苦悩を描きます。