2024/02/26/12:01
世界一の九州が始まる!「デザインを自由に!波佐見焼に新たな光」
400年もの歴史がある波佐見焼。
時代に合った生活に寄り添う陶磁器の産地として発展し、ファンの裾野を広げている。
その中で、新たな波佐見焼の魅力を発信しているのが、
波佐見町に工房を構える「びぎん・じゃぱん」の冨永秀樹さん(59)、井川由架さん(58)。
工房の中には、
普通の焼き物工房では見ないような、パソコンや加工機械がずらり。
その機械を駆使して作られるのが、細かな透かし絵の彫刻が特徴のリトファニー。
光を当てると模様や絵柄が浮かび上がる陶磁器だ。
昨年7月から「LuCeRa」というブランドを立ち上げ、
キャンドルランプや皿などを制作している。
デジタル空間上で原型をデジタル彫刻するため、高精細の模様にも対応可能。
事前に完成形を3Dで確認できるので、
修正も可能となり、ロスの削減にもつながっている。
前職でエンジニアをしていた冨永さんの技術と、
井川さんの自由な発想とセンスで唯一無二の自由度の高い波佐見焼をつくる。
世界一の九州が始まる!「デザインを自由に!波佐見焼に新たな光」
放送日時:3月10日(日) あさ10:15~10:30