使用済みの天ぷら油からバイオディーゼル燃料を製造する平戸市の鶴丸設備。

開発した上田さんは、地元企業のCO２削減の力となるべく奔走する。

その燃料は、純度99.95％、日本一を誇る。

たとえ災害時や有事に原油が届かなくなっても、故障なく緊急車両を動かし人の命を救うことができる燃料だ。

実証実験を経て、平戸市ではこの燃料で公用車を動かし、長崎空港では日本航空の作業車両が稼働中。

市民の協力で集めた使用済みの植物油からほぼ同じ分量の高純度バイオディーゼル燃料が作られ、地元で使われる。

世界が取り組みを進める2050年カーボンニュートラルの実現を目指して、

地産地消の燃料により協業する姿を描く。

世界一の九州が始まる！「てんぷら油が未来を動かすエネルギーへ」

放送日時：1月28日(日)　あさ10:15～10:30