2022/11/22/11:02
「世界一の九州が始まる!」みかんの里を守れ!諫早アボカド『ジパング』
熱帯果樹アボカド。
日本に流通する物のうち、国産はわずか1%!露地栽培となると、さらに少ないのです。
完熟を待たずに収穫し外国から運ばれてくる輸入物に比べ、
食べ頃直前まで木にならせて育てることで、濃厚でクリーミーな味わいとなり、栄養価も高くなります。
そんな希少な国産アボカドが、長崎県諫早市多良見町伊木力地区で栽培されています。
伊木力は、古くから「みかんの里」として知られる地域です。
アボカドを作っているのは、「伊木力みかん」の生産者たち。
高齢化などでみかん農家が減る中、地域に新たな目玉をつくろうと、
10年前、4軒の農家が、耕作放棄地などを活用し、栽培を始めました。
しかし、アボカドの幼木は気象に影響されやすく、枯れてしまったり、生育が止まってしまったりと、苦労の連続。
みかん栽培時の工夫を応用し、手探りで挑戦し続けること7年。
ようやく初出荷に漕ぎつけると、その味はさっそく人々を虜に!競り値で1個2000円を超える物もあります。
ブランドとして確立しようと、「長崎諫早鰐梨(わになし)ジパング」とネーミング。
「鰐梨」とはアボカドの和名。諫早生まれの国産アボカドを表現しています。
当初4軒だった栽培農家は6軒に増え、チーム一丸となって、日本を代表するアボカドブランドを目指し活動しています。
チームの合言葉は「挑戦なくして成長なし!」アボカドで地域を元気にしたいと奮闘するみかん農家たちのチャレンジを追いました。
「世界一の九州が始まる!」みかんの里を守れ!諫早アボカド『ジパング』
放送日時:12月11日(日) 10:15~10:30