長崎県諫早市白浜町「楠公神社」に伝わる初春の例大祭「楠公祭・畳破り」が今年も賑やかにとり行われた。祭神は鎌倉時代の武将・楠木正成とその子正行(まさつら)。「畳破り」は楠木軍と幕府軍が大阪の地で激突した「千早城の戦い」（1333年）を再現したものと伝えられるが、なぜ諫早で？なぜ畳を？

恐れず知恵を尽くし忠義に散った正成。♪青葉茂れる桜井のー今や忘れ去られつつある「楠公精神」を探しながら、奇祭「畳破り」を紹介する。