NBC長崎放送

2016/08/15/18:18

第3回 8月15日放送

jonetsujin-head 船津さん

今回の情熱人は、

佐賀市唐人町にあるカフェ「木と本」を運営する

RELI.STYLE 代表取締役 船津脩平(ふなつ・しゅうへい)さん。

 

船津さんは、多久市出身の31歳。

フィットネスクラブの運営に加えて、去年、

「読書を通して、ゆっくりすることで自分と向き合う時間を過ごしてほしい」という

コンセプトでカフェ「木と本」をオープン。

 

テーブルや棚など木がふんだんに使われた店内には、

吹き抜けの2階の壁まで一面を使った大きな本棚「育てる本棚」があります。

本棚

カフェのお客さんに、おすすめの本を寄贈してもらい蔵書が増える本棚。

この奥には、さらに大きな本棚があるんですよ。

 

寄贈された本には、表に、年代と名前やニックネームが書かれたタグが貼られ、

裏には、おススメの理由や寄贈者からのメッセージが書かれています。

本

ちなみに、こちらの本は、船津さんのおススメの本に書かれたメッセージ。

 

私が見た本には「16歳の時に姉からもらった大切な本です」のメッセージ。

そのメッセージを見て本を読むと、本の見え方や心への響き方も違う気がします。

実際には会ってないけれど、本を通して会話をしたような気分です。

 

はじめは50冊ほどの本でスタートした本棚も、

他県、遠くは横浜からの寄贈もある程で、

今では倍以上の本があるように見受けられました。

どんどん広がりを見せています。

 

他にも、地元の作家さんが作った佐賀の名産などの販売もあり、

佐賀も発信中!

佐賀錦

「自分でも何かしたいけれど、

仕事などもあって表現ができない方などが、

少しでも表現できる場所になれば。

そういう方の力を借りて、

もっともっとこのカフェを交流の場として育てていきたい」

と船津さん。

 

交流の場があれば、人も元気になり、にぎわいも生まれる。

 

参加型のカフェ「木と本」

今後も、成長は止まりません!

 

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