第3回 8月15日放送
今回の情熱人は、
佐賀市唐人町にあるカフェ「木と本」を運営する
RELI.STYLE 代表取締役 船津脩平(ふなつ・しゅうへい)さん。
船津さんは、多久市出身の31歳。
フィットネスクラブの運営に加えて、去年、
「読書を通して、ゆっくりすることで自分と向き合う時間を過ごしてほしい」という
コンセプトでカフェ「木と本」をオープン。
テーブルや棚など木がふんだんに使われた店内には、
吹き抜けの2階の壁まで一面を使った大きな本棚「育てる本棚」があります。
カフェのお客さんに、おすすめの本を寄贈してもらい蔵書が増える本棚。
この奥には、さらに大きな本棚があるんですよ。
寄贈された本には、表に、年代と名前やニックネームが書かれたタグが貼られ、
裏には、おススメの理由や寄贈者からのメッセージが書かれています。
ちなみに、こちらの本は、船津さんのおススメの本に書かれたメッセージ。
私が見た本には「16歳の時に姉からもらった大切な本です」のメッセージ。
そのメッセージを見て本を読むと、本の見え方や心への響き方も違う気がします。
実際には会ってないけれど、本を通して会話をしたような気分です。
はじめは50冊ほどの本でスタートした本棚も、
他県、遠くは横浜からの寄贈もある程で、
今では倍以上の本があるように見受けられました。
どんどん広がりを見せています。
他にも、地元の作家さんが作った佐賀の名産などの販売もあり、
佐賀も発信中!
「自分でも何かしたいけれど、
仕事などもあって表現ができない方などが、
少しでも表現できる場所になれば。
そういう方の力を借りて、
もっともっとこのカフェを交流の場として育てていきたい」
と船津さん。
交流の場があれば、人も元気になり、にぎわいも生まれる。
参加型のカフェ「木と本」
今後も、成長は止まりません!