NBC長崎放送

2016/10/06/19:00

幸せ写真で平戸の魅力を発信☆平戸なでしこ会 長嶋美智さん

”九州を愛し、地元・長崎のために情熱を注ぐ人達を毎週紹介している“九州情熱人”のコーナー。

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今回は、着物レンタルサービスやロケーションフォトで

平戸を盛り上げている「平戸なでしこ会」長嶋美智(ながしまみち)さんを取材しました。

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長嶋さんは、奈良県出身・平戸在住の美容師です。ロケーションフォトや着物レンタルのサービスを展開している「平戸なでしこ会」の代表です。メンバーは衣装屋さん、カメラマン、ホテル・美容室・花屋さんなどブライダル業界の異業種プロ集団です。6年前、平戸オランダ商館が復元されOPENしたタイミングで設立したそうです。   

なでしこ会設立のきかっけは、平成20年から結婚式が平戸の地域で激減していたことだったそうですで、

長嶋さんとカメラマンの間で「どうにかせんといかんね!」と話し合い、平戸の地でお祝いの写真を撮る事業を 立ち上げたそうです。そんな中、3年前からは全国的に名を馳せた「平戸ふるさと納税」のカタログにも写真撮影の体験が掲載され、好評を博しているそうです。

さらに2014年には「日本ロマンス遺産」より「愛の聖地」として平戸の幸橋(さいわいばし)別名「オランダ橋」が認定された事も追い風になりました。

「平戸っていうと、市役所の隣に「幸橋」が架かっています。幸橋を渡ると幸せになれるということで、“愛の聖地”ではなくて“幸せの聖地”として平戸を盛り上げたい!という想いで、6年前から毎年無料で、金婚式の方に来て頂いて婚礼写真を撮ってアルバムにして差し上げるという企画を無償お祝い事業として毎年行っています。写真ってすごく大事だと思うんですね、お写真を撮ることによって愛が深まるって私は思っています。」

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ちなみに「平戸なでしこ会」のネーミングは生月島に自生している植物「平戸かわらなでしこ」と当時大フィーバーしていた「なでしこジャパン」にあやかったものだそうです。なでしこ会ではハート型の絵馬も製作。「平戸マリアージュ」と書かれていて(結ばれるという意味)「幸橋」がデザインされています。平戸城のお膝元:亀岡神社のみで販売されています。一生の記念になる写真が撮れたり、心に残る体験ができる平戸のまちは、寺院と教会が見える坂に象徴されているようにどこをとっても絵になるまるで劇場のような場所です。

「平戸にお越し頂いて、思ってた以上のことをして差し上げたときに「すごくよかった」って喜ばれていることが私たちは嬉しいなぁって思っています。本当、みなさんが無理を言い合いっこしながら、一生懸命その方に後で喜んでもらえるように一生懸命させて頂いています。いろんな記念・・・撮りたい時に撮られるとイイなって思うんですね。今撮りたいネって思われたら金婚式とか記念日に関係なくお撮りになるのがイイかなって思いますね。」

平戸金婚式のススメというチラシには50年目にして初めてのラブレターが掲載されていて感動的です。さまざまな夫婦・家族のカタチがありますが、憧れの夫婦像だなと思えます。

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着物体験は松浦資料博物館が拠点、美容師の協力で予約状況に合わせて協力していくという運営スタイルだそうです。「平戸なでしこ会」は市民から提供された着物も活用して本業の間でやりくりしつつ1回2千円という 破格で着物レンタル尽きのまち歩きのプランを実現しています!着物離れの歯止めにもなりつつ、外国人観光客にも好評で、平戸のまちに華を添えています。

平戸市は行政と市民団体や民間企業の連携がすばらしくて、「チーム平戸」感が強い♪「平戸なでしこ会」はキメ細やかなプロの「おもてなし集団」だと感じました。私も次回平戸を訪れるときは着物体験をして様々な場所で記念写真をとりたいと思います♪(情熱リポーター 古田沙織)

 

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