長与のおいしさをカラフルに届けたい☆ 平田さつきさん
九州を愛し、地元・長崎のために情熱を注ぐ人達を毎週紹介していく「九州情熱人」。
2回目の今回は地元のおいしさをブランド化して発信している女性平田さつきさんを取材しました。
平田さつきさんは、西彼長与町在住で、長与町でジャムやみそなどの加工品を製造している「長与町生活研究グループ連絡会」の会長です。
「長与町生活研究グループ連絡会」は、もともと農家のお母さんたちが集まってみそを作ることから始まったグループで、活動歴は約30年にも及ぶそうです。
近年では地元長与町でとれたフルーツなどでジャムなどの加工品も作り販売する活動を展開しています。これまでのも活動の拠点は町内にあったものの今年の6月にははじめての店舗兼工場をかねた施設をOPENさせました。
お店の名前とブランド名は「長与カラフル」です。
「まずは長与からお届けしまう!ってことで長与から!っていうところと、あとジャムの色にかけてます。色んな素材のジャムがカラフルなのでカラフルとかけてます。あとはフル!っていうのがいっぱい!たくさん!っていう意味なので、長与からいろんものをいっぱいお届けしたいっていう想いが込められた名前になっています。」
移転しブランド化するにあたって女性のデザイナーと共同でパッケージやロゴ店舗デザインなども一新したそうで、とても洗練されたオシャレな店舗とイメージで女性のセンスがキラリと光り、最新トレンド感が漂います。とは言え、今後も活動の基本はかわりません。
「今後もまた引き続きお味噌の味を守り続けていくことと、あとはジャムですね。ジャムの方は長与のものをできるだけたくさん作って、長与の加工品を作って長与からお届けします!っていうこのパッケージのように、いろいろなものを届けられたらなって思っています。」
今後は「長与町オリーブ振興協議会」と連携して窄油機を使って、今年から絞って、来年からオリーブオイルの販売を来年からスタート予定で動いている!
今年10月からはオリーブの実を塩漬けした新漬けも販売予定とのこと。
これからも平田さんたちは、長与町で、おふくろの味・ふるさとの味を、懐かしく・新しく、手作りでじんわりと広めていってくれると確信しています。(情熱リポーター 古田沙織)