自分の周り5mを楽しく♪ 阿部美和子さん
毎週木曜日14:30から放送中!”九州を愛し、地元・長崎のために情熱を注ぐ人達を毎週紹介していく「アサヒビールPresents九州情熱人」のコーナーで紹介した情熱人を改めてご紹介します!
今年度初回の今回は、長崎のまちを様々な女子の部活動で元気にしようと奮闘している情熱人:「ナガサキマチナカ女子部」の部長阿部美和子(あべみわこ)さんを取材しました。
阿部美和子さんは、長崎市在住のパワフル女子!「ナガサキマチナカ女子部」を今年の6月1日に始動。あるときは参加者、またあるときは企画者・・・まるで部活みたいに面白い活動を展開していけたらイイなって思ったのがきっかけだそうです。この女子部の活動は「まち」の賑わいを作ることを目的としている長崎市の取り組み「まちぶらプロジェクト」の「女子目線でのまちなか再発見」事業に認定されて、ますます活動に熱が入っているところです。取材に訪れた日はなにやらミシンを使っての作業中でした。
(ミシンの音)ガタガタ・・・「シマシマおかしかね・・・洋裁部なんです!」「お喋りしながらすればネ、それでよかさねって♪まちをどうするっていうようなことよりも、とにかく自分のまわり5m。あなたが楽しそうにしてれば5m楽しくなって、広がっていって・・・で、まちの魅力も増してくるかなっていうところがマチナカ女子部の大事にしたいところですね。一番楽しんでるのは私なんですよ!やりながら(笑)」
この「ナガサキマチナカ女子会」どんな部活があるかというと、上記のようにミシンを使ったり、洋裁活動を行う「洋裁部」。保育園のお遊戯室を借りて月一回実施している「夜ヨガ部」。それから今調整中なのが「べっ甲部」。べっ甲細工の加工を体験するワークショップ+大浦周辺のまち歩きを計画中だとか。
そして、最初にできた部が長崎市長も参加したことがあるという「カンパイ部」です。というのも、最初に企画したイベントが「素敵女子が集うワインな昼下がり」だったそうです。
「すきま産業みたいな。(笑)昼呑み!とか一人じゃできないけど何人かいたらできるよねってことがあるじゃないですか?ちょっと一緒行こう!みたいなそういうノリで!まちづくりとかって役所の人とか偉い人がやってるっていうイメージがきっとあると思うんですけど、そうじゃないんだよって。女子が元気だったら、家庭でもそうだと思うんですけどお母さんが元気だったらおウチも明るくなるし、で、女子がいくところには男子もついてくるじゃないですか。(笑)なので女子が元気な方が絶対楽しいかなって♪」
話し出すととにかく楽しそうで笑顔があふれる阿部さん、私が失敗しても次の日陽が昇らないわけじゃないし、世界経済が滞ることもない!と、すごくゆる~い気持ちで「まずはやってみる!」ということを大事にしているという言葉が印象的でした♪
ナガサキマチナカ女子部には「乙女純子」(オトメジュンコ)というキャラクターが存在しています。女子部の看板娘!独身・26歳・市役所アルバイトというリアルな設定!「私ってね~なんかしたかっさね~」が口癖で、facebookページでの長崎弁コテコテのつぶやきが大人気。現在ゆるキャラグランプリにも登録中とのことです。
※誰でもどんどん部員になってくださいとのことです。詳しくはインターネットで「ナガサキマチナカ女子会」もしくは「乙女純子」で検索してください。
これからも柔軟で発想豊かに、女性ならではの感性で長崎での暮らしをもっと楽しく盛り上げてくれる阿部さんたちの活動は要チェックです!
(情熱リポーター 古田沙織)