NBC長崎放送

  • 平和文学朗読キャラバン2024

「平和文学朗読キャラバン」は、被爆60年の2005年にスタート。
昨年までの19年間で、キャラバンに参加してくれた児童生徒は203団体、3万19126人となりました。
活動を始めて20年の節目の今回、NBC1階エントランスホールで「親子朗読会」を開催しました。
また平和文学を朗読した映像をNBCが制作し、応募のあった全ての団体へ限定配信を行いました。
子供たちへ「平和の尊さ」「戦争の悲惨さ」を伝える活動を実施しました。
今年の参加団体は長崎県内の中学校や小学校など10団体、3146人の児童生徒の皆さんに参加いただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。


【読み手】NBCアナウンサー

今年、平和文学朗読キャラバンに参加頂いた児童生徒の皆さんから届いた感想文をご紹介します。(原文のまま)


stylus_note :小学5年生

ぼくは、お話をきいて、原子ばくだんですごくたくさんの命がうばわれ、
大切な思い出のつまったものもこわされるなんてひどいと思いました。
今ぼくは、平和な日々をすごしているけど、ウクライナのイエバさんや、
つじもとさんはとても苦しい思いをしたんだと思い、戦争はこわいと思いました。


stylus_note :小学6年生
私は、戦争のお話を聞いて、戦争は言葉にできないほど怖くて、おそろしいものだと思いました。
戦争にあった人は、ものすごく多くて、つらい思いをした人がたくさんいるからすごく悲しいです。
これからは、絶対に戦争は、してほしくないです。


stylus_note :中学3年生
先日、道徳の時間に「平和文学朗読キャラバン」を見ました。
原爆を落とした側の話も、落とされた側の話も、どちらも強く印象に残っています。
当時5歳の辻本さんの手記や、ウクライナの少女の日記を聴いていると、とても心が苦しくなりました。
もし、自分だったらと考えると、とても怖く心も暗くなります。
しかし、これが世界で起きている現状なので、私たちが目をそらしてはいけないと改めて実感しました。
被爆者が減少し、原爆に対して関わる機会が少なくなってきています。
このような中でこの朗読会はとても貴重であり、みなさんの真剣な朗読はとても心に響きました。
これから、このことを私たちが次の世代に伝えていきます。


stylus_note :中学3年生
改めて、原爆の苦しさ、辛さを朗読で感じました。
私は何度も、原爆の被害のことを聞いてきましたが、今回のようなセリフを言うことは
あまり聞いたことがなかったです。朗読のおかげで、当時、どんな状態かどんなに苦しいか、分かりました。
それは、朗読者の人たちが迫力ある演技で本当に聞く側も、すごく分かりやすかったです。
私は朗読のことを聞いて、もっと原爆について、もっと知っておきたいと思ったし、
いろんな世代の人に伝えていこうと思います。
そして、身近なことから、まず、けんかやいじめなどから、なくしていきたいです。
本当にありがとうございました。

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