第644回長崎放送番組審議会
第644回 長崎放送番組審議会
令和6年1月22日(月)13:30~
議事次第
(1)開会
(2)社側挨拶
(3)審議 ダイドーグループ日本の祭り「秋天に獅子が舞う」 (10/21 OA)
(4)事務局より
(5)閉会
議事の概要
長崎放送は、1月22日(月)に第644回の番組審議会を開いた。冒頭、梅田泰彦常務は、社長挨拶の代読ということで、元日に発生した能登半島地震に触れ、犠牲になられた方々への追悼と一日も早い復興を心から願っていると述べた。その後、ダイドーグループ日本の祭り「秋天に獅子が舞う」について審議した。長崎市の中尾地区で250年を超えて受け継がれている「中尾獅子踊り」、いま中尾地区に暮らす94世帯300人程の人々が守り続けている。親から子へ、子から孫へと受け継がれていく中で、時代は令和となり就職と継承の問題、子供が少ないなど、獅子踊りと中尾地区に暮らす人々を取材した。
【番組審議委員の主な意見】
■中尾地区のような町はいまの時代となっては珍しいところなのかも知れないが同じ地域で暮らす人間の繋がり、親と子そして 孫へとお祭りを通してく結びつく人間関係に感動した。日本の原風景に触れたような気持になり、懐かしさを覚えた。
■25歳の息子が自分の父親を「かっこいい」という姿に感動した。地元を離れても就職を選ぶか、地元に残って祭りの継承を 選ぶか。地元に残るという選択をした姿に地域、親子に受け継がれる絆の強さを感じた。
■この地区も、子獅子が不足、継承者に困るという問題に直面している。日本全国そうなのかも知れないが避けて通れない問 題。深刻。
■「浮立(ふりゅう)」という言葉についての説明が少なかったのは、制作上の1つの選択だったのだろうが、理解し難いとい う部分が残ってしまった。
審議出席委員(敬称略)
中田慶子委員長 船橋修一委員 糸屋悦子委員 金澤昌江委員 栗山次郎委員
永江圭爾委員 髙村敬子委員 室田耕一委員 山口希委員
欠席 森永玲委員長代理
社側出席者
常務取締役 梅田 泰彦
執行役員報道メディア局長 下田 智行
報道メディア局報道制作部 大保 さやか
(事務局) 総務技術局総務人事部 橋口 真一郎