第626回長崎放送番組審議会
第626回 長崎放送番組審議会
令和4年3月28日(月)13:30~
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの審議を実施した。
議事次第
(1)開 会
(2)社側挨拶
(3)審 議
(4)4月改編説明
(5)連絡事項
(6)閉 会
議事の概要
番組審議 テレビ番組 世界一の九州が始まる!
「食の未来を変える?昆虫食ビジネス」
(令和4年2月20日放送)
世界人口の増加による将来の食糧危機を救うかもしれない?と世界的に注目が高まっている昆虫食に目をつけ、食用コオロギの普及と生産拡大に取り組んでいる西海市のスタートアップ企業「バグズウェル」の取り組みを取材。
また食糧危機だけでなく、企業や社会福祉法人への生産委託を通して、雇用の確保や空き家の活用など地域課題の解決にも貢献。
小さなコオロギたちが秘めた大きな可能性に迫る。
【番組審議委員の主な意見】
■コオロギの飼育を地元企業や障がい者施設と提携して行うことの意味を、それぞれの経営者や施設の運営者の言葉でしっかりと説明されていて、地域密着や環境保護、サステナブルな社会実現の大きな役割について、この番組を通して非常に理解できた。
■単なる話題性や奇抜さにスポットをあてた食の紹介にとどまらず、それを切り口に様々な社会的課題やその解決策の提示などもあり、奥の深い番組だった。
■フードロス問題や地域課題解決、生産コストが低いにも関わらず栄養価が高いなど、短い番組の中で情報量も多かったが、グラフなどで数値化して非常に分かりやすい工夫がされていた。
■若い方たちが昆虫食に目をつけてビジネスを立ち上げたということに、将来性を感じた。
審議出席委員(敬称略)
中田慶子委員長 森永玲委員長代理 船橋修一委員 金澤昌江委員
糸屋悦子委員 片岡瑠美子委員 栗山次郎委員 永江圭爾委員
下田政彦委員
社側出席者
代表取締役社長 東 晋
取締役業務局長 梅田 泰彦
取締役報道メディア局長 真島 和博
報道制作部 内野 大輔
(事務局)
業務局長(テレビ編成担当) 塚田 恵子
編成業務部 向家 望
以上