第625回長崎放送番組審議会
第625回 長崎放送番組審議会
令和4年2月25日(金)13:30~
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの審議を実施した。
議事次第
(1)開 会
(2)社側挨拶
(3)審 議
(4)連絡事項
(5)閉 会
議事の概要
番組審議 テレビ番組 新 窓をあけて九州「発酵はきのままに!」(令和4年2月6日放送)
西彼杵郡長与町で自宅工房「麹屋kinomama」を営む田口千穂里さん(30)、雄一さん(35)夫婦を取材。
季節のフルーツと手作り麹で作る酵素シロップは、ヨーグルトに入れたり、炭酸で割ったり、ジャム代わりにも使えると大人気。
出産を機に「食と健康」への思いがより強くなった千穂里さんは、作業療法士という安定した仕事を辞め、周囲が反対する中、独学で「上級麹士」の資格を取得。
子育てをしながら奮闘する彼女の姿に、夫の雄一さんも病院勤めを辞め、妻をサポートすることに。
時間や枠に縛られず、自由な生活スタイルを求める夫婦の姿を追った。
【番組審議委員の主な意見】
■今や麹のみでは、取り上げるネタにはならないが、この番組は、千穂里さんが好きなことを生業にしようと楽しそうに取り組む姿に、家族や地域の方、お客さんが共感している様子までを描いて、さらりと成立させているという点が印象的だった。
■好きなことにだけ向き合って生活するという、今の若い方たちの価値観や生き方を考えさせられる番組。
■冒頭で、千穂里さんが甘酒を使って洗顔をする場面は、とてもインパクトがあり、引き込まれた。
■映像から圧倒的な優しさや家族を幸せというのが非常によく表されていた。また画面の色調が木材や肌の色など、終始やわらかなトーンで、番組にフィットしていたと思う。
審議出席委員(敬称略)
中田慶子委員長 森永玲委員長代理 船橋修一委員 金澤昌江委員
糸屋悦子委員 片岡瑠美子委員 栗山次郎委員 永江圭爾委員
下田政彦委員
社側出席者
代表取締役社長 東 晋
取締役業務局長 梅田 泰彦
取締役報道メディア局長 真島 和博
報道制作部 平井 亜子
(事務局)
業務局長(テレビ編成担当) 塚田 恵子
編成業務部 向家 望
以上