第624回長崎放送番組審議会
第624回 長崎放送番組審議会
令和4年1月25日(火)13:30~
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの審議を実施した。
議事次第
(1)開 会
(2)社側挨拶
(3)審 議
(4)連絡事項
(5)閉 会
議事の概要
番組審議 テレビ番組 世界一の九州が始まる!
「地味だけどスゴい!きくらげ農家の挑戦」
(令和4年1月16日放送)
長崎県時津町で「きくらげ」を生産・販売している川原貴光さん(48)、規代さん(54)夫婦を取材。
栄養価が非常に高く、食べる漢方ともいわれるきくらげだが、そのほとんどが中国などの外国産。
息子に安心安全なものを食べさせたいという思いから、純国産にこだわったきくらげ栽培を開始。
さらに、保存期間が短いきくらげをもっと手軽に食卓などに取り入れて欲しいと
地元の製薬会社と協力して「きくらげパウダー」を開発。
地味だけどすごいきくらげの魅力と、それを引き出すきくらげ農家の挑戦を追った。
【番組審議委員の主な意見】
■きくらげの栄養価をグラフで表していて、非常に分かりやすかった。その栄養価の高さに今まで料理の脇役であったきくらげの印象が一変した。
■地元の製薬会社と協力して開発を行うなど、地域の色々な力が重なり、新しいものが生み出されて、世界が広がっていくというプロセスをコンパクトにまとめていて非常に良かった。
■成長期の子どもに食べさせたいという、お金儲けで始めたビジネスではないからこその爽やかさがあった。この番組を通して、「想い」や「夢」から始める活動はたくさんの共感を呼ぶということを学んだ。
■きくらげをパウダー化するという結論にたどり着いた経緯や、商品開発の苦悩など、もう少し詳しく知りたいと思った。
■うまくいかないことやまだ課題が残っていることなど、ストーリーに影のような面も盛り込んで欲しかった。そういうエピソードがあれば、川原さん夫婦のこの先の取り組みに対する期待を視聴者に想像させる効果があるのではないか。
審議出席委員(敬称略)
中田慶子委員長 森永玲委員長代理 船橋修一委員 金澤昌江委員
糸屋悦子委員 片岡瑠美子委員 永江圭爾委員 下田政彦委員
社側出席者
代表取締役社長 東 晋
取締役業務局長 梅田 泰彦
取締役報道メディア局長 真島 和博
報道制作部 住吉 光
(事務局)
業務局長(テレビ編成担当) 塚田 恵子
編成業務部 向家 望
以上