第618回長崎放送番組審議会
第618回長崎放送番組審議会
令和3年5月25日(火)11:30~
NBC第一会議室
議事次第
(1)開会
(2)社側挨拶
(3)審議
(4)連絡事項
(5)閉会
議事の概要
番組審議テレビ番組ムーブ「~父が遺したあの子のメロディー~」(令和3年5月9日放送)
毎年8月9日、長崎原爆平和祈念式典で交互に歌われている「あの子」と「子らのみ魂よ」の作者で被爆者の木野普見雄さん。温かな旋律を生み出す、その原点となった被爆体験に迫る。
【番組審議委員の主な意見】
■如己堂で永井博士が詠んだ短歌「木野邸跡にて」と息子・隆博さんの出会いなど、たくさんのエピソードが効果的によくまとめられていた。
■「木野普見雄」という長崎の作曲家がいたことを広く知らせ、あるいは思い出させてくれた番組。また、彼の歴史などを改めて掘り起こし、紹介した意義は大きい。記録としても大変貴重なものになるのではないか。
■少年平和像へ丁寧に挨拶をしていく児童の姿を見ると、木野普見雄さんをはじめ、先人が残した平和への「思い」が綿々と繋がっていること、そして未来への希望を感じられた。
■コロナ禍であるからこそ、後世に残すべき、このような作品を制作することに意義があると改めて感じた。
■静かに原爆を追悼し、平和を祈ることができる番組になっていて、とても良かった。
■シスターから語られた言葉は、依然として戦争や核兵器がなくならない世界に対する警鐘であり、我々一人一人が平和の大切さを改めて認識するにあたってとても説得力のある言葉に感じた。
審議出席委員(敬称略)
中田慶子 委員長(オンライン会議)
(書面による意見提出)
中田慶子 委員長
森永玲 委員長代理
船橋修一 委員
金澤昌江 委員
糸屋悦子 委員
片岡瑠美子 委員
栗山次郎 委員
永江圭爾 委員
下田政彦 委員
社側出席者
報道制作局長 真島和博
報道制作部 古川恵子
(事務局)
業務局長兼テレビ編成部長 塚田恵子
テレビ編成部 向家望
以上